この連載では、構造化データという「AIに向けた身分証」の考え方から始まり、プロフィール、取扱業務、活動実績、そして古いサイトの判断基準まで、順を追ってお話ししてきました。今回はその総まとめとして、「自分の業種では、具体的に何を確認すればよいのか」を、チェックリストの形で整理します。
これまでは司法書士を例にすることが多かったのですが、今回は司法書士・弁護士・税理士・社会保険労務士・行政書士・弁理士の6つの士業を、それぞれ取り上げます。ご自身の業種の項目を、お手元のサイトと照らし合わせながら確認してみてください。
まず、すべての士業に共通する基本のチェック
業種を問わず、士業サイトであれば共通して押さえておきたい項目です。これまでの回の要点を、確認しやすい形にまとめました。まずはここから点検してみてください。
これらは、いわば全士業共通の土台です。そのうえで、ここからは各士業ならではの確認ポイントを見ていきます。
業種別の確認ポイント
ご自身の業種の項目を中心に、確認してみてください。いずれも「人間向けの文章に書いてあるか」ではなく、「AIが読む形で整理されているか」という視点で点検するのがポイントです。
■ 司法書士の確認ポイント
■ 弁護士の確認ポイント
■ 税理士の確認ポイント
■ 社会保険労務士の確認ポイント
■ 行政書士の確認ポイント
■ 弁理士の確認ポイント
どの士業にも共通しているのは、「登録番号」「所属会」「具体的な取扱分野」の3点が要になるということです。これらが文章の中に埋もれているだけでなく、AIが読み取れる形で整理されているか――それが、AIに専門家として認識されるかどうかの分かれ目になります。
チェックして「埋まっていない項目」が見つかったら
いかがでしたか。ご自身の業種のリストを確認して、「これは入っていないかもしれない」という項目が、いくつか見つかったのではないでしょうか。
ただし、ここで一つ注意があります。このチェックリストは、あくまで自己点検の入口です。「サイトの文章には書いてある」からといって、それがAIの読む形で正しく整理されているとは限りません。この連載で繰り返しお伝えしてきたとおり、本当に正しく構造化されているかは、サイトの裏側を見なければ分からないのです。チェックリストで「埋まっている」と思った項目が、実は裏側では空欄だった、ということも起こり得ます。
当社の「士業サイトのAI検索(AIO)適合度診断」では、ここに挙げた項目が、ご自身の業種に応じて正しく構造化されているかを、士業サイトを専門に手がけてきた当社の担当者が確認いたします。チェックリストで気になる項目が見つかった先生は、ぜひ一度、裏側まで確かめてみてください。
受付の詳細は、先日メルマガにてご案内いたしました。メルマガをご購読の方から無料診断を受け付けておりますので、ご興味がありましたらお気軽にお問い合わせください。一般の受付は後日ご案内いたしますので、暫しお待ちください。
さて、次回はいよいよ入門編の最終回です。
テーマは「効果測定」――AI検索(AIO)対応をしたあと、「本当にAIに認識されているのか」をどう確認すればよいのか。対応の成果を見届ける方法をお話しして、この入門編を締めくくります。
士業サイトの「AI検索(AIO)」対策入門』記事一覧
→第1回:士業サイトの「AI検索(AIO)」対策入門:なぜ実績豊富な先生のサイトがAI検索で「見えない」のか
→番外編:【号外】AI検索に『お気に入り登録』機能 ── 士業サイトに今、起きていること
→第2回:士業サイトの「AI検索(AIO)」対策入門:構造化データという「AI用の身分証」を理解する
→第3回:士業サイトの「AI検索(AIO)」対策入門:士業サイトの「AI検索(AIO)」対策入門:プロフィールページのAI検索(AIO)対応 -- 士業の「資格・登録番号」をAIにどう伝えるか
→第4回:士業サイトの「AI検索(AIO)」対策入門:取扱業務ページのAI検索(AIO)対応 -- 「相続に強い」を証明する書き方


