本当です。これからのAI検索(Google AI Overviewなど)の時代において、士業の先生がご自身で取り組める対策のなかでも、特に手軽に始めやすく、効果も期待できる方法だと考えています。
なぜ今、FAQの追加をおすすめしているのか、2つの理由をお伝えします。
AI検索は「Q&A形式」の文章と相性が良い
いまのAI検索は、利用者が入力した「〇〇ってどうなるの?」という疑問(Question)に対して、答え(Answer)を返す仕組みが中心になっています。
そのため、最初から「Q&A」の形に整理されているFAQページは、AIにとって読み取りやすく、回答の根拠として引用されやすい(選ばれやすい)という利点があります。
「解決事例」より、手軽に書き始められる
検索エンジンやAIから特に高く評価されやすいのは、実際の「解決事例(一次情報)」です。解決事例そのものは、ぜひ取り組んでいただきたい価値の高いコンテンツです。
ただ、いざ書こうとすると「依頼者のプライバシーに関わるので、どこまでぼかしてよいか分からない」と、手が止まってしまう先生も少なくありません(解決事例をぼかして書くコツは、後述のコラムでも解説しています)。
その点、FAQであれば「普段の無料相談でよく聞かれること」をもとに、特定の個人を出さず「一般論としての回答」を書けるため、個人情報保護の面でのハードルがほとんどありません。まずは取りかかりやすいFAQから始めて、無理なく続けていけるのが強みです。
ポーカー・フェイスからのアドバイス
はじめから立派な文章を作ろうとせず、「今日、お客様からこんな質問をされたな」という内容をメモしておき、それをそのままQ&Aとしてホームページに追加していくのがおすすめです。
先生にとっては「当たり前の知識」でも、悩んでいる相談者にとっては「まさにそれが知りたかった」という貴重な情報になります。少しずつFAQを育てていくことで、AI検索時代の心強い「資産」になっていきます。ぜひ今日から1つずつ追加してみてください。
なお、FAQと解決事例を「AIに引用されるには何を書けばよいか」という視点で掘り下げたコラムも公開しています。詳しくは 士業サイトの「FAQ・解決事例」入門 ― AIに引用される事務所は、何を書いているのか をご覧ください。


