単なる「取扱業務(給与計算・手続き代行など)の羅列」ではなく、「経営者の悩みに寄り添い、会社の健全な労務環境づくりを支える姿勢」と「人事・労務の悩みを何でも相談できる話しやすさ(伴走感)」を前面に出すことが大切です。
社労士を探すターゲットは、ほとんどが法人の経営者や人事責任者(BtoB)です。経営者は「社員とのトラブルで頭を悩ませている」「担当者の突然の退職で業務が回らない」といった切実な悩みを抱えています。
経営者に「この先生なら、自社の労務の悩みに親身に向き合ってくれそうだ」と感じてもらうためのポイントをお伝えします。
1.写真の選び方:「威厳のある士業」から「経営者に寄り添う伴走者」へ
- 避けたい写真:腕組みをして威圧感を与えるポーズ、固い表情の証明写真風、重々しい応接室での立ち姿。
- おすすめの写真:経営者と面談で対話しているような温かい笑顔、ノートPCや資料を開いて相談に乗っている最中のカット。
「法律のプロとしての頼もしさ」を見せつつ、「経営者の本音や悩みを受け止めてくれる柔軟さ」が伝わる写真を選ぶのがポイントです。
2.プロフィール文章に盛り込みたい3つの要素
- 経営者に寄り添う明確なスタンス:「経営者の労務の悩みに寄り添い、トラブルを未然に防いで、会社が安心して成長できる環境づくりをお手伝いします」と伝え、頼れる労務の相談相手を探している経営者を安心させます。
- 社労士を目指した原体験(ストーリー):「労務問題で苦しむ企業を見てきた」「社長が人事や労務の手続きで悩まず、本業に集中できる環境を作りたい」など、経営者を支えたい思いやストーリーを語ります。
- 経営者が安心する「3つの約束」:「労働法の専門用語を使わないわかりやすい説明」「トラブルが起きる前の予防労務」「早めのレスポンス」など、経営者が期待する伴走姿勢を約束します。
3.お約束と人柄の見せ方
- お約束事項:「明確な事前見積り」「手続きの進捗や、日々の労務の相談にこまめに応じる体制」などを、プロフィール内に明記します。
- 人柄・プライベート:創業の理由や経営者への思い、趣味や休日の過ごし方などを少し載せて、話しやすさを添えます。
ポーカー・フェイスからのアドバイス
社労士の先生のプロフィールで避けたいのは、厚生労働省のパンフレットのような「助成金や労働法の解説」と「資格の羅列」で終わってしまうことです。
経営者が顧問契約を結ぶ最後の決め手は、「この先生は、うちの労務の悩みに親身に向き合ってくれるか」「どんな小さな労務の悩みも気軽に相談できるか」という人柄とスタンスです。ご自身の言葉で「なぜ経営者の力になりたいのか」を語ることが、他事務所との差別化になり、質の高い顧問契約につながります。


