「AIに勝手に切り抜かれて表示されている状態」と「狙い通りに正しく引用されて、問い合わせにつながる状態」には差があるため、対策には意味があります。
おっしゃる通り、現在のGoogleのAIはサイト内の文章を自動的に拾って表示するため、対策をしていないページでも表示数(インプレッション)が出ることがあります。ただ、そこには2つの見落としやすい点があります。
① 意図しない切り取られ方をするリスク
対策をしていないと、AIが文脈を読み違え、文章の一部だけを不正確に引用してしまうことがあります。士業の場合、古い情報や、断片的な一文が「先生の事務所の回答」としてAIに表示されると、信用に関わりかねません。
構造化データやQ&Aで「これが公式の回答です」と示しておくことで、AIに正確な内容を、狙い通りに引用してもらいやすくなります。
② 表示されても「サイトに来てもらえない」リスク
ただ表示されるだけでは、相談者はAIの回答を読んで画面を閉じてしまうこと(いわゆるゼロクリック)も少なくありません。表示数が多くても、サイトに来てもらえなければ、問い合わせにはつながりにくくなります。
AIO対策(Q&Aの構造化)を行うと、AIに対して「この回答の詳しい解説や相談窓口は、この先生のサイトにある」と正しく認識させ、AIの画面から先生のサイトへの実際のアクセス(クリック)を促しやすくなります。
ポーカー・フェイスからのアドバイス
AIO対策の目的は、単に「AIに表示させること」ではありません。「AIに誤解されずに正しい情報を引用してもらい、そこから自社サイトへ相談者を案内する導線を作ること」が本来の狙いです。
Search Consoleで表示数が出ているページは、いわば「あと一歩」の状態です。対策を施すことで、「ただ表示されるだけのページ」から「問い合わせにつながるページ」へと育てていけます。


