弁護士事務所のホームページで「解決事例(実績)」ページを作る際、どのような書き方や見せ方にすると相談者に選ばれやすくなりますか?

単なる「慰謝料〇〇万円獲得」「執行猶予を獲得」といった結果の数字だけの羅列ではなく、弁護士法上の守秘義務に配慮したうえで、「相談前の出口が見えない状況・心情」から「弁護士が介入してどう事態が動いたか」「解決後の安心した変化」までを、ストーリー形式で伝えることが大切です。

解決事例を探している相談者は、法的な判例を知りたいのではなく、「自分と似た苦しみや状況から救われた人がいるか」という希望を探しています。

守秘義務を守りつつ、受任につなげる3つのポイントをお伝えします。

1.守秘義務を守りつつリアルさを残す「適切な匿名化・加工」のルール

個人の特定につながる具体的すぎる事実(会社名、詳細な地域、珍しい事件の固有データなど)は避けつつ、悩みのアウトラインは残します。

  • 年齢や職業:「40代・会社員(男性)」「50代・主婦」など、概括的にぼかします。
  • 相談内容の本質:「不貞相手から高額請求された」「長年音信不通だった親族との遺産分割」など、相談者が「自分と同じ悩みだ」と直感できる部分は明確にします。
  • 冒頭の注記:「※守秘義務に配慮し、プライバシー保護のため一部の事実に改変を加えています。また、結果は個別の事案に基づくもので、同様の解決を保証するものではありません」と添え、誠実さを示します。

2.「結果の数字」よりも「解決までのプロセスの手触り」を書く

裁判の判決文のような無機質な文章は、相談者の心に響きにくいものです。次の流れで、プロセスを描きます。

  • 相談前の状況:「相手方の弁護士から突然通知が届き、夜も眠れないほど追い詰められていた」。
  • 弁護士の介入と方針:「相手の主張の矛盾点を指摘し、裁判を避けて交渉による早期解決を目指した」。
  • 結果と変化:「請求額の7割減額につながり、精神的な平穏を取り戻した」。

弁護士が「具体的にどう動いたか」を見せることで、プロに依頼する価値が伝わります。

3.「解決後のご相談者の声(変化)」を添える

事件解決後の相談者のコメントや様子を、事例の最後に添えます(依頼者の同意を得たうえで掲載します)。

  • 声の例:「『もっと早く先生に頼めばよかった』とおっしゃっていただけました」。
  • 様子の例:「硬かった相談者の表情に、久しぶりの笑顔が戻ったのが印象的でした」。

解決後の安心した姿を示すことで、相談をためらっている人の後押しになります。

ポーカー・フェイスからのアドバイス

弁護士の先生の解決事例で避けたいのは、裁判の「判決要旨」のような難解な法律用語と結論だけの文章にしてしまうことです。これでは相談者は自分ごととして捉えられません。

解決事例ページの目的は、法律知識を示すことではなく、「不安の中にいる相談者に、解決への道筋を示すこと」です。

先生が間に入ることでどれだけ心が軽くなったかを、守秘義務に配慮しながらストーリーとして語ることが、Web集客で選ばれる強みになります。

士業のホームページはわたしが担当します

取締役/WEBディレクター 加藤 忠

士業のホームページ制作に20年以上関わってきました。
日本でのインターネット創世記よりホームページをコツコツ作りはじめてかれこれ30年、グラフィックからWebまわりまで制作の人間ならではの、よりリアルで丁寧なご説明をさせて頂きます。今はAI検索(AIO)について日々研究中
有限会社ポーカー・フェイスは、士業特化21年/Web制作30年の実績を誇り、これまでに累計1,300件以上のWebサイト制作・運用に関与してまいりました。 士業分野に特化したWeb関連の専門知識とノウハウを有し、業界を牽引するリーディングカンパニーとして高い評価をいただいています。
有限会社ポーカー・フェイス業務内容【ホームページ制作、リスティング広告運用代行、Web集客、WordPress構築、AI検索(AIO)対策】

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