数年前に書いたコラムの中に、法改正前の古い情報を解説しているものが大量にあります。ネットでは「古い記事は削除した方がいい」という話も聞きますが、削除とリライト、どちらが正解でしょうか?

すべてを一律に削除してしまうのは非常にもったいないですが、「アクセスが完全にゼロで、内容が間違っている記事」に限っては、削除(または非公開)が正解です。

コラムを何年も熱心に書き溜めてきた先生ほど、過去の遺産が大量にあり、「法律が変わるたびにどう処理すればいいのか」と頭を悩ませています。ネット上の「古い記事はサイトの評価を下げるから消せ」という極論に惑わされず、事務所の財産を守るための「正しい仕分けの基準」をお伝えします。

1.基本は「URL据え置きでリライト(追記)」がお得

過去に書いた記事で、「今でも検索から少しはアクセスがある記事」や「過去に問い合わせのきっかけになった記事」は、消さないでください。

なぜなら、その記事のURL(アドレス)には、これまでにGoogleなどの検索エンジンから積み上げてきた「信頼(ドメイン評価)」が貯まっているからです。

記事のURLはそのままで、中身を最新の法改正に合わせて書き直す(または「※この記事は旧法時代のものです。最新の制度はこちら」と追記する)ことで、過去の蓄積を活かしたまま、最新の検索エンジン(AI検索(AIO)など)からも「常に情報をアップデートしている素晴らしいサイト」と高く評価されるようになります。

2.例外:「削除(非公開)」した方がサイトのためになる基準

一方で、ネットの噂通り「思い切って削除した方が、サイト全体の評価が上がる」記事も確かに存在します。基準は以下の2つが揃った時です。

  • 過去1年間、アクセスが「完全にゼロ」である
  • 内容が古すぎて、今となっては間違った情報(旧法)が載っている

こうした「誰にも読まれておらず、内容も間違っている記事」が何百本も残っていると、最新のAI検索から「管理が行き届いていない、低品質なサイト」とみなされる原因になります。これらに限っては、修正する手間に見合わないため、削除するか非公開にして「サイト全体の品質をギュッと引き締める(ダイエットする)」のが得策です。

3.頑張ってきた先生ほど「棚卸し」が難しいという現実

「基準は分かったけれど、過去の何百本もの記事を一つずつチェックして仕分ける時間なんてない……」というのが、実務を抱える先生方の本音だと思います。

だからこそ、当社の保守管理サポートの【スタンダード】【モア】では、単にシステムを維持するだけでなく、アクセス解析(GA4)のデータをもとに「先生、この記事は今もアクセスがあるのでリライトしましょう」「この10本はアクセスゼロで古いので、一気に非公開にしてサイトを綺麗にしましょう」といったアドバイスも行っています。

過去の記事資産の活用を継続的にお手伝いしますので、お気軽にお問い合わせください。

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取締役/WEBディレクター 加藤 忠

士業のホームページ制作に20年以上関わってきました。
日本でのインターネット創世記よりホームページをコツコツ作りはじめてかれこれ30年、グラフィックからWebまわりまで制作の人間ならではの、よりリアルで丁寧なご説明をさせて頂きます。今はAI検索(AIO)について日々研究中
有限会社ポーカー・フェイスは、士業特化21年/Web制作30年の実績を誇り、これまでに累計1,300件以上のWebサイト制作・運用に関与してまいりました。 士業分野に特化したWeb関連の専門知識とノウハウを有し、業界を牽引するリーディングカンパニーとして高い評価をいただいています。
有限会社ポーカー・フェイス業務内容【ホームページ制作、リスティング広告運用代行、Web集客、WordPress構築、AI検索(AIO)対策】

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