6/29(金)に「士業で笑いがとまらないタッグセミナー」を開催して、大谷先生と長江先生にホームページブランディング(我々が言うのも何ですが2年前の思想は捨てて下さい)というお話をいただく予定ですがそれに合わせて私が今まで体験したホームページ営業の心得をまとめたいと思います。
これは実際に私が100ぐらいの事務所を見てきて本当の実感をまとめていきたいと思います。
心得その4 事務所案内は相手に応じてカスタマイズする |
さて、前回の続きでこれはと思う問い合せに会いに行きますね。
普通の神経をしていれば、行く前に当然相手の情報を分かる限り仕入れますよね。インターネット、周りの知ってそうな人に聞く、リサーチ会社の資料などなど。
あとは相手に合わせてどのような資料を用意するか考えます。
事務所案内もホームページと同じで業務が載っている順番で相手の印象が全く違ってきます。相手に合わせて事務所案内は書き直すものなのです。この間知り合った弁護士の方は全く違う事務所案内を2部とも私にくれました。そしてこの2つの業務がうちの主業務ですとおっしゃっていました。
事務所案内は印刷されたものでなくても結構です。その都度プリンタで印刷して下さい。毎回全部作り直すのは非効率ですので、数種類持っていて、尚且つその一部を相手に合わせて順番を入れ替えます。姑息と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、相手に関係のない業務が一番上に来ていても、相手にとっては意味がありませんので逆に親切だと考えればよろしいのです。
製本は、市販の製本ファイルでも最近のものはよく出来ていますので全く問題ないと思います。プリンタの精度も高いので、商業印刷の精度を求めるよりもデザイン性の方が重要ですので大企業に提出する場合はパワーポイントのテンプレートデザインだけデザイナーに頼むのも手かもしれません。当社ではいくつかのテンプレートデザインを手掛けた事があります。
セールスに慣れてくると、次の日のプレゼンをシミュレーションした時に何箇所か直したほうがいいというところは必ず出てくるはずです。出てこなければシミュレーションの仕方に問題があるかもしれません。メールの内容で判断して思い込みでニュートラルでない資料を持っていって的外れになってしまうことがありますので、思い込みのものとニュートラルのものを持っていって、相手の話を引き出した時点でどちらかの資料を鞄から出すのがもっともすばらしい方法といえますが、これはなかなか出来ません。