事務所案内(パンフレット)は必要か?

そもそも士業事務所の事務所案内(パンフレット)は必要か?

当社への依頼はホームページの制作会社やマーケティング支援会社を探していて、対応範囲が広いようなので事務所案内もお願いしますというのが多いのですが、最初から事務所案内をお願いしますという依頼が増えています。これは企業相手のテーマでお仕事されている事務所さんに限らないことで、個人相手のテーマでお仕事されている事務所さんにも当てはまるので少し驚いています。

士業事務所の所長とお話しをしていて、よく話に出るのは自分以外の資格者が相談を受けたときの受任率の低さです。当社でご説明させていただいておりますように士業事務所のホームページは面談を増やすためのツールですので、ホームページを作る時は面談に持ち込むためのノウハウに最大の神経を使います。

これが運用の段階のなると面談は多いが受任率は悪いという状況も多々ありますので、次のステップで取り組むのは受任率の改善です。状況に合わせてホームページ自体の見せ方を変えるケースもございますが、面談時にどのような説明の流れを作るかというのも重要な改善点です。

ここで事務所案内ですが、事務所案内の作り方としては「ファーストコンタクトで事務所の概略、考え、特徴をスムーズに説明出来るもの」を意識して作ります。口頭だけで説明するより事務所案内に沿って説明していくとスムーズなものになるので、面談時の冒頭3分間、面談の流れを作る場面ではどなたが説明しても非常に役立ちます。

また、自分だけで判断できなくて身内に相談する場合は持ち帰った事務所案内を見せるケースがあるようなので、きれいで分かりやすい事務所案内は安心感を与えますので、この辺も受任率の改善には繋がる要素です。

このことを考えると事務所案内の必要性はあると言えます。

士業事務所の事務所案内は、営業や紹介を受けたときにも役立ちます。

また、これも事務所案内の依頼ではよく耳にするフレーズですが、「今まで繋がりのあるところに挨拶にまわるので事務所案内を用意したほうがよいと言われ

たので作りたい。」

この場合、ホームページなしで事務所案内だけ制作するということもありますが、ホームページがある場合はホームページへの誘導を考えますので、ホームページをより活用出来る可能性を持っています。