【コラム】士業ホームページの作り方

皆さんは、通信販売のように自動的に業務を受任出来たらいいのになんて思うことがありますか。

このようなお考えだと集客用のホームページで苦戦します。

士業の場合、紹介以外の受任の流れで会わないで受任することは稀ですので、無料相談で、とにかく会って相手の話を聞いて、自分を理解してもらい、受任した時のメリットを正しく伝えるように考えてみて下さい。

当社が考えるホームページから入る問題解決のルートは以下です。

問題解決の情報提供の役割の士業事務所ホームページ
顧客が問題解決のためにインターネット上から検索エンジンマーケティングにより
問題解決の糸口としての士業事務所ホームページを見つける。
一次的情報を得る
何らかの相談アクションで問題解決に向かう

この時無料相談を受け皿として用意しておくと非常に有効に働きますので当社は集客用ホームページの作成時には無料相談を強くおすすめいたしております。

税理士などの顧問先紹介ビジネスなどはほとんど値段しか判断材料がないのでお互いに相手を確かめる機会が少ないので、契約が長続きしないケースが多いということを引き合いに出しますと、会う機会を多くして、相手の話を聞いて自分を理解してもらい、受任した時のメリットを正しく伝えるということは特に顧問契約などの受任後を考えても大きな意味を持ちます。

無料相談で顧客の話を聞くところから始まり、依頼をした場合のメリットを正しく伝えられる工夫をしてみてください

無料相談の運用で注意していただきたい点をまとめます。

 

■相手の都合に合わせて時間を設定する
■個別の相手によっては運用の中で時間を長くしても結構ですが、○○分という時間設定はしておく
■相談受付はフリーダイヤルで行う

 

 

無料相談からの受任率は担当される先生によって非常に差が出ます。途中でイヤになってしまうケースもあるかもしれません。まずは自分の得意分野のみではじめてみるのがよろしいかもしれません。

有限会社ポーカー・フェイス
取締役 清水信宏

FAQとはFrequently Asked Questionsの略で、コンピュータなどの分野で頻繁に寄せられる質問を意味することを体系的にまとめたものを指します。

Q&Aはランダムに選んだ問答集で、FAQのほうが「よくある質問」の意味合いが強いので当社で作成するホームページではFAQという表現を取ることが多いです。

最近では、企業用のWebページで問い合わせに対する効率化のために、用いられていることも多くなってきていますが、当社ではFAQを積極的にホームページコンテンツとして盛り込む事をご提案しております。

ホームページ経由でそれほど多くの質問が来てないとおっしゃる方も多いのではないかと思いますが、ホームページは見込み客に接触するためのツールで、営業的行為の最初にホームページを見ていただくという観点から考えれば、営業・商談で皆様がよく聞かれる事を体系化して掲載すればそれでよいのです。

今までによく聞かれたことのある御事務所の強みに関する質問をネット上の見込み客の方も当然聞いてみたいと思うはずです。FAQについては全編で御事務所の強みを表現して下さい。

「就業規則の届出時期を教えて下さい」など一般的質問はここには全く必要ありません。

例 Q:御事務所に依頼するのと他の一般的な事務所に依頼するのではどう違いますか。

有限会社ポーカー・フェイス
取締役 清水信宏

士業事務所のホームページに費用(報酬)が掲載されているか否かは問合せ率に影響があります

ホームページへの費用の表示は問い合わせに大きく影響いたします。

士業事務所のホームページにおいては、分かり安い料金表はコンバージョン率を押し上げる最大の要素と言っても過言ではありません。

しかし、現状のクライアントへの配慮や案件の内容によって見積が振れるという理由で掲載をすすめても掲載しないケースは当社の制作事例でも多くございます。

サービスを整え、その内容を突き詰めていくということはサービス料金に検討を加え続けることに等しいので、随時変化して行っても構いませんので、現状の料金体系を掲載することをおすすめいたします。

 

参考までに当社の料金表はこちらになります
 

また、だらだらと掲載すればよろしいということはなく、「分かりやすい」ということを心掛けてください。ペルソナを設定してプランという名目で料金を設定すれば、現状の顧客との料金差違もオプションの部分で説明がつきます。

プランと個別項目の詳細見積を併記してあることが最も望ましいですが、抵抗のある場合は「料金モデル」として一部料金のみを掲載してください。
 

有限会社ポーカー・フェイス
取締役 清水信宏

当社に開業相談に来られる方のほとんどは事務所の場所が決まっている方ですが、中にはこれから田舎に帰ってとか、現在一時的に自宅でこれから移転するので相談にのってくれというケースがございます。

あまり、目が行かないかもしれませんが、ホームページのコンサルティング要素で場所というのは非常に重要な点です。ひとつは「実際に顧客に相談に来てもらう場所」、もうひとつは検索エンジン上の「キーワードとしての場所」です。

受任に至るにはとにかく面談(または電話・メール)で多くの時間を顧客に提供しなければいけません。

当社の例でご説明しますと、今年の8月に顧客が多く集まる千代田区に移転しましたが、皆様と同じように相談に来ていただくビジネスですので、「実際に顧客に相談に来てもらう場所」を考慮して現在の場所への移転の構想を温めておりました。
また、現在「千代田区 ホームページ制作会社」など千代田区関連のキーワードで上位表示されますので「千代田区」というキーワードは保ちたかったので千代田区内というのも条件でした。
※当社の場合は全国対応でさらにサービスが特殊な企業ですので、士業事務所様に比べると地域キーワードの比重は低いですが。

ご自分が扱うテーマにより顧客が来ていただくのに便利な場所、競合が比較的少ない場所、あとはご自分のネットワークで特定の地域にいなければいけないという事情がなければすべて顧客本位に考えて下さい。検索

ポーカー・フェイスは士業事務所専門のホームページ制作会社です

キーワード的には「横浜」など検索数の多い都市名の住所が望ましいです。

また、事務所の周辺の顧客というのは「近くにある」というだけでアピール出来ます。

 

ここに対してどのような取り組みをするかということも重要ですので、例えば事務所案内をオフセット印刷で作成する場合500部も1,000部も大して料金が変わりませんので、1,000部作成して500部は周辺にポスティングするということも考えます(費用はご自分がポスティングに動いた時間だけなのですから)。
即効性という意味では、ケースによりほとんどない場合もありますが、周辺の顧客を大事にする(地元密着)とうメッセージは伝えていかなければいけないもので、周辺の顧客を一人獲得出来るということは口コミの上での効果は測り知れません。

■当社の士業向け事務所案内作成サービスはこちら

 

 

有限会社ポーカー・フェイス
取締役 清水信宏

当社のホームページ制作サービスではコンテンツ項目の決定、配慮をすべきSEOキーワードの決定、SEOに配慮した原稿作成のご指導というところまで行っておりますが、原稿は皆様にご用意いただいております。

士業家の先生に原稿をご用意いただく理由を表すイメージ図

理由としましては下記があげられます。

  • SEO対策を考慮した場合、原稿に独自性を持たせたほうが有利
  • 予算を抑えられる
  • チェックの時間を省略できる
  • 当社のホームページシステムでは公開後の修正が可能

 

企画書の段階でコンテンツ項目を詳細に決定しますので、皆様の行う作業は中を埋めていくことのみですので、集中して作業すればそれ程苦にはならないものです。

当社ではこの進行方法に今後も、基本的には修正はございませんが、コーポレートサイトの場合はイメージ要素も多いのでプロのライターがインタビュー、いただける範囲の資料の再編集を行い、原稿をまとめていくオプションを設けました。(情報提供型専門特化型Webサイトは価格面で皆様の負担が大きいので今のところお受けいたしません)



現状当社の受注比率はコーポレートサイトのほうが低いですが、ジワリと増えているのが実感です。コーポレートサイトのテキストイメージの再構築においてはプロの手を通すと、デザインを含めた全体のイメージの押し上げになるのでこのサービスもご検討ください。
 

当社が新しく始めるサービスについては料金表オプション22を参照ください。
 

有限会社ポーカー・フェイス
代表取締役 清水信宏