ホームページ関連

士業事務所がホームページに実績を掲載するとなると、どこまで出してよいか悩まれるところかと思いますが、このページはユーザにとっては非常に関心のあるページですので掲載することをおすすめいたします。

現在のように士業事務所のホームページが氾濫している状況ですとただ単に近くの事務所を探すのではなく、比較し、士業事務所の中から自社が求める対応や実力を備えた事務所を探すことになりますが、費用やサービス内容の他に対応や実力を測るコンテンツとして所長のプロフィール、スタッフ紹介(特に有資格者)、事務所概要、理念、挨拶(補足コンテンツとしてのインタビュー)、お客様の声などが重要で、その中の一つとしてこの「実績」のページがあります。

内容はクライアントを特定できないように一般的な内容として概要を一覧で掲載します。業績の掲載は、企業にとって非常に関心のあるページです。なるべく掲載できるのが望ましいです

・業種 ・対応内容 ・社員数(任意、顧問の場合は入れます)

※この中で許可を得て掲載可能なクライアントは実名または匿名でお客様の声にも登場していただきます。

開業間もない事務所様はこのコンテンツの作成が難しいですが、所長のプロフィールで関わってきた業務(実績)について触れ、挨拶、インタビューでも実績的なものを補足します。

有限会社ポーカー・フェイス
取締役 清水信宏

まず、現状の携帯サイトの効果について

携帯サイトで反響を得られるのは当社で手掛けた中では刑事事件、交通事故、債務整理のテーマぐらいです。しかもリスティング広告を行った場合という前提が付きます。

総務省通信利用動向調査(平成21年末)によるとインターネット利用端末の種類(個人)はパソコンからの利用者8,514万人、モバイル端末からの利用者8,010万人(併用6,492万人)となっています。この数字を捉えて携帯サイトの制作業者が士業事務所に、時代は携帯サイトですと営業していますが、そもそも携帯でのインターネット利用の中心はメールやSNSやTwitterといったソーシャルメディアであって、期待するようなWebサイトの検索ではないのが実情です。

当社が長年関わってきた「問題解決の集合知」としての士業事務所のホームページとは、顧客が問題解決のためにインターネット上から検索エンジンマーケティングにより問題解決の糸口としての士業事務所ホームページを見つけて、情報を得て、相談に結び付くという流れですが、携帯でのインターネット利用の場合、情報収集の目的の違いやノイズと呼ばれるクズ情報の多さから、PCとは全く別に考えるべきものであったということです。

スマートフォンの登場

スマートフォンは今年の出荷台数が携帯全体の20%程度、2012年に半数程度となり、2015年度には、契約数全体に占めるスマートフォン契約比率が半数になるという予測があります。iPhoneにより完全にパラダイムシフトがもたらされたと言えます。

さて、このスマートフォンについてですが、以前アップルのあの方がイベントで「モバイル機器では検索は使われていない」と言ってグーグルとやり合っていたのを何かで読んで覚えていますが、いろいろな調査を見ると、スマートフォンを購入する人の5割を超えるような多くの人が、その購入の理由にPCサイトを見たいからと答えています。また、スマートフォンはTwitterといったソーシャルメディアの利用比率も非常に高くはありますが、検索を利用している方も通常の携帯電話に比べると非常に高い割合(ある調査によると携帯電話が30%でスマートフォンは80%)である結果が出ています。
最近では離婚サイトなどがスマートフォンでよく見られるようになりました。

スマートフォンサイトはPCサイトから必要な情報を適切に掲載する

スマートフォンサイトには必ずしもPCサイトと同じ情報量は必要ありません。PCサイトの中から情報を選択してスマホサイトに移植します。細かい情報についてはPCサイトへの遷移を促すようにしてもよろしいです。このようにしておけば情報の管理もそれほど億劫にはなりません。

 

士業事務所のホームページは、今後スマートフォンユーザーに対して、「問題解決の集合知」としての役割を担っていく可能性があります

 

■当社のスマートフォンサイト制作プランはこちらを参照ください

https://www.pokerface.co.jp/service/cms_web-pcm2.html

 

有限会社ポーカー・フェイス
取締役 清水信宏

集客サイトを立ち上げた場合、SEO対策、リスティング広告など露出の為に対応をしていく事になります。
当社で作成するホームページは基本SEO対策をホームページ制作費用に含みで、その他必要に応じて成功報酬型SEO対策・リスティング広告に関わります。この他のメディアにも関わりますが、この2つは費用対効果がもっとも高いものです。

基本SEO対策だけである程度の受任数を確保するホームページはたくさんございます。
これに別の方法を加味しての受任数上積みは事務所の事情に依ることになります。

初めて集客サイトを運営する士業事務所様にとってはどういう事をしたら、どのような反応があったという事を肌で感じるというのは大きな財産になりますので、少し試してみるのもよろしいかと思います。

実はこのようホームページまでのルートを確保する集客法と到達後のホームページ(到達したユーザにとって魅力的なもの)の2つの要素以外にホームページを運営する側の事務所の対応によって受任率は大きく変わります。

事務所側の対応の失敗例について取り上げます。

⇒電話の対応に絡むもの 

集客サイトは、電話の応対と、ホ0無ページの掲載情報の2つが、受任率に特にかかわりが強いです■電話の対応時間は明確に表示することが重要でヘッダ等に入れますが、電話の対応時間が短いケース。
消費者向けのサービス内容であれば特に電話の対応時間は重要です。朝はさほど重要ではありませんが、会社を終わった後21時ぐらいまで電話の受付をする、土日祝日も電話に出るというのは最近ではトレンドとなっています。もちろん転送でも構いません。

 

■電話への出方がフレンドリーではないケース。
あまり上手にできない先生はフリーダイヤルを設置してフリーダイヤルが鳴った時だけがんばって下さい。ファーストコンタクトは大事で怖い感じは特によくないです。

■問い合わせに対しての受け皿がないケース。
問い合わせをしてきた方に対して無料相談などの受け皿がない場合は電話で話して終わってしまう事が多くなってしまいます。

ホームページでの受任は電話の出方が一番重要かもしれません。信じられないかもしれませんが、ホームページからの質の良い問い合わせは電話9対メール1だと思って下さい。

⇒ホームページの表示に絡むもの

■費用が明確でないケース
士業事務所のホームページで一番見られるページは事務所概要・プロフィール、費用のページです。一目瞭然が望ましいです。

 

■対応エリアが明確でないケース
対応エリアを明確にすると仕事が減ると思ってらっしゃる方が多いのですが、ホームページの閲覧者は自分が対象になるかどうか判断したいので一目瞭然が望ましいです。

■対応時間が明確でないケース
「電話の対応に絡む失敗事例」と関連しますが、対応は明確に表示して下さい。電話番号のみの表示ですとどうぞ電話して下さいという意思が伝わりません。

有限会社ポーカー・フェイス
代表取締役 清水信宏

「ホームページにフリーダイヤルって必要ですか」と聞かれます。

個人を相手にする業務の場合、キャッチコピーに敷居の低い事務所云々ということをうたうことがありますが、それと同じで、電話代が掛らないから電話するというより、どうぞ電話して下さいという敷居の低さを伝える効果が絶大です。

私が何度かご説明しているようにホームページは見込み客に電話してもらうためのツフリーダイヤルの電話番号を設置した場合は、担当はなるべく所長または責任者にするのがおすすめですールですので、一般電話かフリーダイヤルの選択、電話を受ける仕組み(誰がどのように受けるか)を決める事は重要なテーマであり仕事を受ける仕組みとしては最重要なものです。
※実際受任の多い事務所さんのホームページからの問い合わせは1対9で電話です。

フリーダイヤルを設置した場合の注意点

  • フリーダイヤルを受けるのはなるべく所長または責任者にする
  • フリーダイヤルが鳴っても不在等で受けられない状況であれば自動的に携帯電話に転送する(その場合、携帯に出るのは所長か責任者にする、見込客からの電話はファーストコンタクトが非常に重要なので、事務所として秘書代行会社に頼むことがある場合でも、既存の顧客の対応のみとして、見込客からの電話=フリーダイヤルはご自分たちで受けて下さい)
  • 平日も休日も9時ぐらいまで受けられるようにする
    ※9時を過ぎると常識のない時間帯になりますので9時までで十分です。
有限会社ポーカー・フェイス
取締役 清水信宏



 

皆様の中には顧客に対して企業理念の必要性を唱える役割の方もいらっしゃる方もいらっしゃると思います。
コーポレートサイト、情報提供型専門特化型Webサイトのどちらであれホームページを作成する場合どんな事務所がどのような考えと背景でそのサービスを提供し、その事務所がサービスを提供する理由付けみたいなものを作り込んで行くのですが、理念がないと結構やりにくくなってきます。
当社でホームページを作成する場合は理念を作成することが可能な場合は概ね作っていただいております。

もし、ない場合どうしたらよいかとよく聞かれますが、まだない場合やまだまとめ切れる段階でない場合は特徴で結構です。
気取らなくてもいいので特徴を3~6つ程度まとめてください。プロに頼む場合は問題のない程度に文章を装飾してくれるはずです。ホームページに掲載する事務所理念はよく見られます。士業家としてこういう形を目指したいというものを掲載します

後で変わるのは全く気にしなくいいので、まずは作成してみましょう。

開業の場合は以下の例のようにして下さい。
他の事務所にはない素早いご回答に全力を尽くします。
所長の○○○は前身の○○時代の知識と○○士の専門分野の知識を合わせたご回答が可能です。

 

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取締役 清水信宏