ホームページ関連

FAQとはFrequently Asked Questionsの略で、コンピュータなどの分野で頻繁に寄せられる質問を意味することを体系的にまとめたものを指します。

Q&Aはランダムに選んだ問答集で、FAQのほうが「よくある質問」の意味合いが強いので当社で作成するホームページではFAQという表現を取ることが多いです。

最近では、企業用のWebページで問い合わせに対する効率化のために、用いられていることも多くなってきていますが、当社ではFAQを積極的にホームページコンテンツとして盛り込む事をご提案しております。

ホームページ経由でそれほど多くの質問が来てないとおっしゃる方も多いのではないかと思いますが、ホームページは見込み客に接触するためのツールで、営業的行為の最初にホームページを見ていただくという観点から考えれば、営業・商談で皆様がよく聞かれる事を体系化して掲載すればそれでよいのです。

今までによく聞かれたことのある御事務所の強みに関する質問をネット上の見込み客の方も当然聞いてみたいと思うはずです。FAQについては全編で御事務所の強みを表現して下さい。

「就業規則の届出時期を教えて下さい」など一般的質問はここには全く必要ありません。

例 Q:御事務所に依頼するのと他の一般的な事務所に依頼するのではどう違いますか。

有限会社ポーカー・フェイス
取締役 清水信宏

士業事務所のホームページに費用(報酬)が掲載されているか否かは問合せ率に影響があります

ホームページへの費用の表示は問い合わせに大きく影響いたします。

士業事務所のホームページにおいては、分かり安い料金表はコンバージョン率を押し上げる最大の要素と言っても過言ではありません。

しかし、現状のクライアントへの配慮や案件の内容によって見積が振れるという理由で掲載をすすめても掲載しないケースは当社の制作事例でも多くございます。

サービスを整え、その内容を突き詰めていくということはサービス料金に検討を加え続けることに等しいので、随時変化して行っても構いませんので、現状の料金体系を掲載することをおすすめいたします。

 

参考までに当社の料金表はこちらになります
 

また、だらだらと掲載すればよろしいということはなく、「分かりやすい」ということを心掛けてください。ペルソナを設定してプランという名目で料金を設定すれば、現状の顧客との料金差違もオプションの部分で説明がつきます。

プランと個別項目の詳細見積を併記してあることが最も望ましいですが、抵抗のある場合は「料金モデル」として一部料金のみを掲載してください。
 

有限会社ポーカー・フェイス
取締役 清水信宏

当社に開業相談に来られる方のほとんどは事務所の場所が決まっている方ですが、中にはこれから田舎に帰ってとか、現在一時的に自宅でこれから移転するので相談にのってくれというケースがございます。

あまり、目が行かないかもしれませんが、ホームページのコンサルティング要素で場所というのは非常に重要な点です。ひとつは「実際に顧客に相談に来てもらう場所」、もうひとつは検索エンジン上の「キーワードとしての場所」です。

受任に至るにはとにかく面談(または電話・メール)で多くの時間を顧客に提供しなければいけません。

当社の例でご説明しますと、今年の8月に顧客が多く集まる千代田区に移転しましたが、皆様と同じように相談に来ていただくビジネスですので、「実際に顧客に相談に来てもらう場所」を考慮して現在の場所への移転の構想を温めておりました。
また、現在「千代田区 ホームページ制作会社」など千代田区関連のキーワードで上位表示されますので「千代田区」というキーワードは保ちたかったので千代田区内というのも条件でした。
※当社の場合は全国対応でさらにサービスが特殊な企業ですので、士業事務所様に比べると地域キーワードの比重は低いですが。

ご自分が扱うテーマにより顧客が来ていただくのに便利な場所、競合が比較的少ない場所、あとはご自分のネットワークで特定の地域にいなければいけないという事情がなければすべて顧客本位に考えて下さい。検索

ポーカー・フェイスは士業事務所専門のホームページ制作会社です

キーワード的には「横浜」など検索数の多い都市名の住所が望ましいです。

また、事務所の周辺の顧客というのは「近くにある」というだけでアピール出来ます。

 

ここに対してどのような取り組みをするかということも重要ですので、例えば事務所案内をオフセット印刷で作成する場合500部も1,000部も大して料金が変わりませんので、1,000部作成して500部は周辺にポスティングするということも考えます(費用はご自分がポスティングに動いた時間だけなのですから)。
即効性という意味では、ケースによりほとんどない場合もありますが、周辺の顧客を大事にする(地元密着)とうメッセージは伝えていかなければいけないもので、周辺の顧客を一人獲得出来るということは口コミの上での効果は測り知れません。

■当社の士業向け事務所案内作成サービスはこちら

 

 

有限会社ポーカー・フェイス
取締役 清水信宏

出張無料相談は、債務整理以外ではまだ浸透していないサービスですが、特徴的なサービスでニーズがあればやってみる価値はありそうです

私どもでは以前より士業事務所様にホームページは見込み客と会う約束をするためのツールで、士業の場合は会って依頼のメリットを理解していただけないと受任出来ないという基本理念をお伝えさせていいただいております。

そのためには無料相談とういのはフックとして非常に重要な位置を占めます。 会って、メリット、相性、費用が明確になる事より受任に結び付きます。無料相談の場合2事務所以上に相談される可能性も高くなりますが、比較していただき選んでいただいたほうが後の進行には有効とも考えます。人は比較して納得して自分が選んだというステップが後の相手への信頼感に結び付き、ほんとうにここでよかったのかという、心理的暗闘を抑えることが出来ます。

また、現状では紹介でない場合以外はいずれにしろ2事務所以上に相談される可能性は高いです。

無料相談については、債務整理以外のテーマについてはまだそれほど浸透しておりません。 その他の資格でもやることはやるが色々条件を付けるというかんじではないでしょうか。

そこで無料出張相談となるとさらに敷居が高くなるのですが、例えば弁護士、司法書士、税理士などの相続関係の相談などは出張無料相談に向いている内容です。

相続の場合関係者の中で自分だけ話を聞きたいという場合は事務所に行って話を聞きたい、ということになりますが、様々な理由で自宅に来てほしいという要望はございます。

ただし、夜間土日も含めた対応になりますので、私が常々申し上げておりますように、他の事務所に電話しても通じない時間に電話に出て会う約束をして(電話受付時間は9:00~21:00が必須)、時間外や土日祝日に面談対応する事になりますので、資格者の方に多少の負荷は掛る事になります。

その他の資格・その他のテーマでも基本的に事務所に来ていただいて無料相談を受けていただくというスタイルは基本ですが、テーマの選択によっては来所無料相談に出張無料相談をプラスすることにより見込み客にお会いする機会を増やし、そこでメリット、相性、費用を明確に伝える事が出来れば受任を増やしていく事は可能です。

要は、士業事務所さんにとって扱いが大きな案件になる可能性のあるテーマのもので、個別の案件による要素が強く、会って話したほうが受任した場合のメリットを十分に伝えられると思うテーマは積極的にリスクを取り、皆さんの時間外・土日祝日の時間を投資するということです。

HPや事務所案内に掲載する写真は下記が考えられます。

  • ビル外観
  • 事務所入口
  • ミーティングルーム
  • 所長
  • 全体写真
  • 所員個別

この中で重要となるのが、ビル外観、ミーティングルームと所長の写真です。
 

ビルの外観は事務所案内などをデザインする場合にビルの見栄えによってはデザインに大きな影響を与えてしまう部類の素材と言えます。

ミーティングルームは打合せに出向いてもらう場合相手に立ち寄ってもらう場所ですので、お客様の関心度も高くなりますので、観葉植物などを上手く配置して撮影して下さい。

所長の写真は最重要と言えます。特に面識のない場合は判断材料がないのでイメージが先行してしまいます。法律相談を受け付けるポータルサイトで写真のある方とない方で相談数に極端に開きが出てしまっている事実もございます。
事務所案内は所長の写真だけでよろしいですが、ホームページに関してはその他の事務員についても有資格者は少なくても写真を掲載すべきだと思います。

人物写真に関してはカメラマンに依頼するか所員で撮影慣れしている方が撮影するようにします。

笑顔の写真とまじめな表情の写真が撮れるのであれば両方撮ってもらうのがベストですが、笑顔は言うほど簡単ではありませんので、撮りだして無理だと思ったら、真面目な表情に絞ってたくさん撮ってもらって、その中で選ぶことにしたらよろしいかと思います。
※自分でよいと思うものと、デザイナーなどが客観的によいと思うものが違う場合がございますので、デジタルカメラで撮影して、たくさんいただけるのであれば、もらえるだけもらってください。

所長の写真は、できる限り掲載したほうが印象がいいです。笑顔が苦手な方も、できるだけ口角を上げてみてください。

また、表情のよい写真を撮る秘訣として、可能であれば次の点を注意してみてください。

●なれた場所(事務所)で撮影すること
※行きつけないスタジオとかでは誰でも堅くなります。

●周りにカメラマン以外に親密な人間、ホームぺージや事務所案内の制作を依頼しているデザイナーやプロデューサーにいてもらう。

コストとしては、後に還元されるものから考えれば微々たるものですので、ホームページや事務所案内を作成するときに、制作会社を介して依頼し、カメラマンを呼んでビル外観、事務所入口、ミーティングルーム、所長、全体写真、所員個別を撮影してしまうことをお勧めいたします。

 

有限会社ポーカー・フェイス
取締役 清水信宏