フラッシュ(flash)

当社への依頼で今期非常に増えたもののひとつがFLASH(フラッシュ)です。
士業事務所のホームページでFLASH(フラッシュ)を使用することについて少し考えてみたいと思います。

当社でFLASH(フラッシュ)を使用したサイトを手掛けるケースはほとんどがコーポレートサイトです。
当社はYahoo!リスティング広告の代理店になっておりますが、リスティング広告で検索するユーザの動性を見ていると自分の目的に関連性があるかないかの判断が最重要でイメージ的なFLASH(フラッシュ)が横たわると、離脱率の上昇を招き、あまりよい結果をもたらさないような傾向を把握しております。それゆえ情報提供型の専門サイトでは目的がある場合以外はFLASH(フラッシュ)を使用することをすすめておりません。

FLASH(フラッシュ)を使用するケースとしては大きくは下記のケースが考えられます。

  • 写真部分のみに使用する
  • 写真部分とメニューに使用する
  • キャンペーン的な一部分のみに使用する
  • フルFLASH

メンテナンスとSEO対策を考えると今の時点でもフルFLASH(フラッシュ)はすすめられません。
メニューのフラッシュ化もメンテナンスはかなり大変になってきます。少なくてもご自分での更新はかなり敷居がたかいものになります。
もし、情報提供型の専門サイトでFLASH(フラッシュ)を使用する場合は、写真部分のみ、またはキャンペーン的な一部分に使用するのにとどめたほうがよろしいでしょう。

さて、コーポレートサイトでのFLASH(フラッシュ)の使用ですが、当社が関わる案件ではヘッダの写真部分に使用するケースが多く、その中でコーポレートメッセージを表現していきます。写真に関してはイメージ写真と実際の写真の組み合わせがクオリティとリアリティのバランスを保つのには良いバランスかと思います。

ホームページはイメージとリアリティのバランスが大切です。

コーポレートサイトの場合、検索ユーザへのアプローチよりも、異なったステークホルダーが何かの目的で閲覧することへのアプローチのほうに作成動機の比重を置きますので、少しの時間イメージやブランドプロミスを見せられるタイミングがあっても問題ないと言えます。

  • GoogleマップなどはTOPページに置かないSEOにはFLASHは不向きですので、見た目にこだわりたい部分など、使用の際には場所を厳選することをおすすめします
  • 他のデータの読み込みが終わったタイミングでFLASH(フラッシュ)の動きが始まる

以上のようなFLASH(フラッシュ)の動きにストレスを感じさせない配慮も必要です。
 

有限会社ポーカー・フェイス
取締役 清水信宏